2008年2月26日火曜日

新型インフルエンザの感染様式

 インフルエンザは全ての感染症の中でも、もっとも感染力の強いものの一つですが、感染しても全ての人が発病するわけではなく、免疫のない人、またはあっても非常に弱い人が主として発病します(発病しても症状が軽い場合は、感染したことに気づかない場合もあります)。しかし新型インフルエンザの場合は、感染した多くの人々が発病すると考えられ、WHOでは人口の25%程度が発病すると推定していますが、研究者によってはさらに40~50%もの発病率を推定している場合もあります。

 新型インフルエンザを発病、または潜伏期間内にあっても発病直前にある人は、気道や鼻道から、ウィルスを含んだ粘液や剥がれた粘膜を飛沫物質として、クシャミや咳により、1メートル前後周辺に飛散します。また、ある研究によると、咳やくしゃみの際に生じるジェット気流で目に見えない細かい粒子は、時速130キロ以上の速度で10メートル以上飛散するようです。飛散中にそれらは水分を失うことにより飛沫核(エアロゾル)となり、長時間空中に浮遊し続けることになります。

 側にいる人にはウィルスが直接顔や衣服に付着すると同時に、呼吸と共にウィルスが気道の中に吸い込まれます。これは飛沫感染と呼ばれ、遠くまで飛び散ったウィルスがしばらく空中を漂っている間に感染する様式は、飛沫核感染と呼ばれ、空気感染とほぼ同じ意味を持ちます。空気の流れに乗ってウィルスが拡散してゆく危険性があります。

 一旦物の表面に付着したウィルスは比較的長時間生きています。ステンレス等の硬いものの表面では1~2日間生きているといわれます。ティッシュ、衣服、紙、ソファ等の柔らかい物の表面では8時間程度生きているようです。これらは英国保健省が明らかにしています。このような事実から考えると、インフルエンザウィルスが付着したと考えられる物の表面は、頻回に消毒する必要があります。



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